aojipedia

青路(あをぢ)は、趣味で創作活動をしている成人済の関西人。フルネームで青路 迷花(あをぢ めいか)と表記することもある。ペンネームは、北原白秋の『邪宗門』より『青き花』に由来する。ローマ字表記はAOJI

サイトについて

概要

  • サイト名は@dim(アットディム)です。
    • あをぢめいか → あをぢ+m → aodim → @dim
    • アットマークは全角です(SNS等でメンションになってしまうため)。
  • このサイトでは、主にオリジナル創作の小説を掲載しています。
  • 検索エンジンで引っかかりにくいため、サイトを検索する際は「青路 創作サイト」等で調べていただくか、各SNSに記載しているリンクの使用やブックマーク等でご対応いただけますと幸いです。近々、もう少し検索しやすいよう調整します。

注意点

  • 内容は随時変更・修正することがあります。
  • CVは現時点の青路による勝手なイメージボイスです(敬称略)。なにとぞお含みおきください。
  • 青路には『兄妹』という最大にしてかなり厄いヘキがあります。弊創作内において恋愛的・性的描写はありませんが、特に第一部では兄妹の在り方がメインとなっておりますのでご注意ください。

作品一覧

三部作(仮題)
  • これにて異端は幕を引く ERROR for LoopEnd
    • 完結済
    • 全編書き直しのためプロローグ以外非公開(2023年10月現在)
  • そして原初は蘇る PHOENIX in the Ash更新中
  • かくして霊は赦される SAVIOR of the Eden
単発
  • 悔いと跋扈 QUIT TOBACCO (完結済)
セルフ二次創作
  • ファムファタールに非ず (WEB公開予定なし / 現在非売
  • W STARS(現在頒布中

三部作

第一部

概要

ERROR for LoopEnd』(閉幕せし異端)は、青路による小説。イラストも青路が担当。略称はルーエン、第一部など。三部作の一作目にあたる。

ストーリー

完全人工生命体【アダム】の創造に成功した団体を「神への冒涜である」として断罪するために開幕した【聖戦】。その聖戦の『切り札』に妹が選ばれたことで、強制的に「聖戦におけるもっとも重大な任務」を命じられた『金』の色位を持つ金卿・アーノルド・エルガーは、聖戦を勝ち抜く役目を負いながら、切り札として致死の呪いをかけられた妹を殺さずに聖戦を終わらせる道を探して密かに解呪を試みていた。しかし、或る日、旧友である銀卿・ヒューゴー・ダルシアクが離反を宣言。目的も意図も不明な旧友の唐突な離反により、アーノルドは大きな戦力を失いながらも勝利への道を模索していくが、戦いの中でアーノルドは世界の秘密、そしてヒューゴーと彼の妹・クロエの秘密を知ることとなる。

主要登場人物

アーノルド・エルガー / Arnold Elgar

CV:小野友樹
本作の主人公。フルネームはArnold L Elgar(アーノルド・L・エルガー)。『金』の色位を持ち、『金卿』と呼ばれる。妹が「聖戦の切り札」として選ばれ、致死の呪いをかけられたことで、兄である彼が強制的に聖戦の責任を背負うこととなった。
四大貴族のひとつ、『炎』を司るエルガー家の嫡男であり、自身もまた炎の操作をもっとも得意とする。少量の火から、剣や銃弾に炎を纏わせたり、自らの躰や呼気に炎を纏うことも可能。体内で生成できる魔力量が莫大なため、彼が魔力を用いて自然物を操ると物理法則を壊しかねない。そのため、アーノルドが「化物」と呼ぶヒューゴーをして「化物の一歩手前」と称されており、これを初対面時に見抜いたヒューゴーがアーノルドを金卿に推薦した。一方で、細やかな操作が非常に苦手なため、妹が得意とするような呪術や錬金術が下手。
金髪に翡翠の瞳を持ち、見事な長髪や目力のため、しばしば獅子と喩えられる。首筋の傷は、学生時代、ヒューゴーによって付けられたもの。
妹からは主に「兄さん」、ヒューゴーからは「アーノルド」「ミスタ」「ミスタ・G」、クロエからは「卿」「アーノルド様」等と呼ばれている。「ミスタ・G」のGはゴールドの頭文字。

エル / L

CV:伊瀬茉莉也
アーノルドの妹。フルネームはEleonora Elgar(エレオノーラ・エルガー)。聖戦の切り札として呪いをかけられた。呪いの副作用のため、兄と同じだった翡翠の瞳は鮮やかな赤色に変化している。
貴族の娘らしい少女。しかし、兄を前にすると素直になれず、兄の性格も相俟って言い合いになることが多々あり、密かに気にしている。
呪術、特に運命干渉に特化している。通常、呪術は繊細な儀式を慎重におこなう必要があるが、非常に簡単な呪いであれば、その過程をすっ飛ばし、指をさして「呪ってやる!」の一言で本当に呪いをかけてしまうほど。
殺されることでしか役に立つことができないと一時は受け入れていたが、兄との対話やヒューゴーの妹・クロエとの出会いを通して少しずつ変化していく。
兄からは「エル」「エレオノーラ」、ヒューゴーからは「レディ」「レディ・L」、クロエからは「エル様」等と呼ばれている。

ヒューゴー・ダルシアク / Hugo d’Archiac

CV:緑川光
銀髪碧眼が特徴的な青年。類稀なる美貌と能力を持ち合わせており、最年少で色位を授与された今代の『銀卿』。
『祖族』と呼ばれる始祖の血を引く一族の中でも、悪魔喚起の始祖・ジョフロアの直系、ダルシアク家の現当主。フルネームが非常に長い。通常、フルネームは秘匿するものだが、高らかにフルネームを述べてみせるほどの自信家であり、事実、その自信に見合うだけの実力の持ち主。
悪魔の喚起をもっとも得意とし、儀式や詠唱などのすべての過程を無視して悪魔を喚び出すことが可能。また、強制力も凄まじく、たった一言で悪魔を支配下に置くほど。基本的に非情・冷酷な性格で、『悪魔の帝王』と囁かれ畏怖されている。己の能力や美貌を正しく把握して存分に利用する一方で、前髪を鏡も見ずに鋏で切ってしまうなど無頓着な一面も。
実の母によって、「ダルシアク家のとあるしきたりのため」という名目で生まれたその日から屋敷の最奥に軟禁されており、自身の契約悪魔によって育てられた。十歳のときに妹のクロエと偶然出会い、そこから彼の人生は大きく変化した。妹の存在が生きる目的となり、兄として、父代わりとして、ひとりの人間として妹に愛情を注ぎ続けている。
地位や権力、その他周囲のすべてに興味も執着もないが、妹のためであれば正悪を問わず己の権力や能力のすべてを惜しみなく振るう。

クロエ・ダルシアク / Chloé d’Archiac

CV:上田麗奈
ヒューゴーの妹。銀髪碧眼の美しい少女。無表情かつ無口で寡黙な少女だが、後述の過去により感情が表に出せないだけであり、感情そのものが失われたわけではない。
兄のヒューゴーを誰よりも深く敬愛している。恐怖の日々から救い出してくれた兄を「私の神様」と称していたが、本作を通して兄の人間性を知り、徐々に兄への感情が変化する。
彼女の最大の特徴は自身の躰に悪魔を憑依させる『悪魔の召喚』と呼ばれる術で、これはダルシアク家の女性にのみ受け継がれる体質であるため、兄のヒューゴーでさえ不可能とされる術である。しかし、魔力生成が追いつかず、術の行使後には長い睡眠を必要とする。この体質のため、大人しい外見や態度に反して超近接戦を得意としているが、もともと躰はあまり強くない。
過去に母や屋敷の人間から過度な「教育」を受けていた。母の言いつけを初めて破り、兄と密会をし続けたために怒りを買い、監禁の結果、心を殺し損ねて感情を表に出すことができなくなった。しかし、監禁を経て尚、母よりも兄を選び、ヒューゴーが屋敷の人間を皆殺しにすることで救出される。このような過去のため、自己肯定感や自己評価が低い。なにかに触れることを極端に恐れていたり、振りかぶった腕や、鞭、怒鳴り声など過去を想起させるものに極度に怯えるなど、負の感情は表出しやすいが、兄との生活で少しずつ改善されている。
兄以外の人間の認識が鈍く、その機械的な印象や外見から人形のようだと不気味がられることが多い。

梁 泰然(リャン タイラン)

CV:斉藤壮馬
完全人工生命体を創造した団体によって改変を受け、『反重力』の性質を持って生まれた『欠陥品』の青年。重力ベクトルの操作によって浮遊することができるが、反重力の性質が常時発動してしまうため、普段はベルトで固定して車椅子に座っている。なお、改造処置を受けて生存したのは、全サンプルの中で彼と妹のみ。
黒い髪と、処置の証である紫色の目を持つ青年。常に笑みを貼りつけているが、これは「笑み」を模倣したに過ぎず、自身の情動の自覚や表現、内省の乏しさといった、著しい欠損が見られる。また、アダムとイヴに名前をつけた張本人である。
嫣然とは正真正銘の兄妹だが、或る体質を保有するため妹と違って今も「実験」という名の改造処置を受けており、既に妹と同じ血は流れていない。妹のことは『最高傑作品』として扱っている。
ヒューゴーから異常なまでの殺意を向けられているが、本人には心当たりが一切なく、「冤罪の気分」であると述べている。

梁 嫣然(リャン イェンラン)

CV:未定
『原子操作』の性質を持って生まれた『最高傑作品』の少女。触れた物体の原子解体・再構築が可能で、壁や結界をすり抜けたり、自身の躰に触れた物を解体して攻撃を無力化することが可能。ただし、この性質の発動は任意でおこなわれるため、普段は発動しておらず、触れた物が常時分解されることはない。
長い黒髪と、兄と同じ紫色の目が特徴的。常に笑みを浮かべているが、これは兄とは違って本心からの笑みである。大人びた外見に反した思考や舌足らずな喋り方をする。自身の性質によって原子・分子レベルの視界を持つため、物体の認識や区別が不得手。

アダム / 朱雀(すざく)

完全人工生命体の成功作第一号。識別名は【アダム】であり、「朱雀」は泰然によって命名された名前。
黒い髪と赤い目を持つ青年。

イヴ / 青衣(あおい)

作中で完成したふたりめの完全人工生命体であり、不死の体質を持つ唯一の成功体。識別名は【イヴ】であり、「青衣」は泰然によって命名された名前。
白く長い髪と青い目を持つ女性。

 

第二部

概要

PHOENIX in the Ash』(復活せし原初)は、青路による小説。イラストも青路が担当。略称はフェニア、第二部など。三部作の二作目にあたる。第一部で説明されなかった謎が多く引き継がれている。

ストーリー

「生物が歪んで視える」という特異な体質を抱えながらも平凡な日々を過ごしていた高校生・久遠狭霧。しかし、或る日突然現れた唯一歪まない少女・近衛斎と出会ったことにより、大きな陰謀と対立に巻き込まれることになる。

主要登場人物

久遠 狭霧(くおん さぎり)

CV:増田俊樹
本作の主人公のひとり。三年六組。実家は関西の寺院だが、実家の方針により、高校進学にあたって名護真崎と共に上京した。高校では、後述の理由により、黒縁の伊達眼鏡をかけ、長めの前髪で目もとを隠して寡黙な男子生徒を演じている。
中学三年生の夏、「生物が歪んで視える」という特異な体質が突如現れ、今にいたる。歪む対象は生物だが、生物が触れた場所もしばらくの間歪んで視えるため、実質視界の全てが常に歪み揺れている状態。本人曰く「常に乗り物酔いしている感じ」。歪みが感情や欲の激しさと連動していることに気づき、なぜかもっとも歪んで視える自分自身の歪みを少しでも抑えるため、感情を押し殺した自分を演じるようになった。
本来は感情豊かな青年。正義感が強く、少々短気で喧嘩っ早い節があるが、自身を押し殺すようになってからはなにかと面倒臭がって避けるようになった。関西弁の訛りが強く、口が悪い。高校では目立たないよう、出自を伏せるためにも標準語を使用しているものの、関西弁のアクセントが残っている。
物心がついた頃から「護衛」である名護真崎と常に行動を共にしており、現在はアパートの一室に真崎とふたりで暮らしている。
自身の強い歪みが移ってしまうことを恐れて、近衛斎に触れることができない。

名護 真崎(なご まさき)

CV:KENN
本作の主人公のひとり。三年六組。代々、久遠家の側仕えとして護衛を務めている名護家の長男。姉がいる。久遠狭霧と共に上京した。
色素の薄い茶髪と明るい色の瞳が特徴的な好青年。非常に整った顔立ちをしており、男女ともに人気が高い。行事は積極的に楽しむタイプで、どんな人間とも分け隔てなく話すため、狭霧とは違って明るい男子生徒として認知されている。両耳にひとつずつピアスが開けられている。
中学生の頃までは時代錯誤な家の役目に少なからず不満を抱いていたが、狭霧の変化や実家の秘密を知る中で、役目としてではなく名護真崎個人として、久遠狭霧を護る決意を固めていく。
狭霧とは生まれたときから共に育ったため、家族同然の存在。昔から標準語で話しているが、ごく稀に関西弁が出る。狭霧に大きな変化をもたらした斎を当初は警戒していたが、徐々に彼女とも打ち解けていく。
分解式の錫杖を武器として持ち歩いている。並外れた運動神経と厳しい訓練によって、武術に関してはかなりの腕前であり、大抵は素手で対応可能である。狭霧の父は真崎を「(真崎の)父よりも才能がある」と評価している。
狭霧とは異なり、修行の経験がある。そのため、真言や印を覚えていたり、仏教に関する知識が豊富であるが、学業の成績はお世辞にも良いとは言えない。もっとも、そもそも勉強をするつもりがないため当然の結果であり、本人もさほど気にしていない。
実家である間賀山久遠寺の独自の教えを受け継いだ数少ない人間のひとりであり、魔術の一種を扱うことができる。しかし、父に叩き込まれた真言(マントラ)や教えを本人は「痛いの痛いの飛んでいけ」程度の気休めのおまじないだと思っており、本作途中まで魔術の存在を一切信じていなかった。

近衛 斎(このえ いつき)

CV:和氣あず未
本作の主人公のひとり。三年五組。狭霧が唯一正常に視ることができる、異常な存在。自称「貴方(狭霧)と同じ人間」であり、「秘密を知っているだけの、ただの女子高生」。
長い黒髪の美しい少女。謎多き才色兼備な少女で、非常に女性的な言葉遣いを多用する。羽張神社に家があるものの両親はおらず、現在は家政婦の女性とふたりで暮らしている。
非常に躰が弱く、体育の授業には出席していない。そのため、体育の授業は五組と六組の合同でおこなわれているにもかかわらず、狭霧たちと出会うことがなかった。
狭霧の兄と面識があり、久遠寺や近衛家、直継とそれぞれ関わりがある。

久遠 陽桐(くおん ひぎり / ようとう)

CV:未定
狭霧の兄。座主・久遠照雪の長男であり、久遠寺の僧侶。狭霧と非常によく似た顔立ちをしているが、弟とは違い、常に柔和な笑みを浮かべた青年。髪を少し伸ばしており、後ろでひとつに束ねている。久遠寺独自の教えを受け継いだひとりであり、魔術の一種を扱うことができる。
近衛斎と面識がある。

名護 真墨(なご ますみ)

CV:未定
真崎の姉。久遠陽桐の付き人兼護衛を務めている。真崎をして「姉には勝てない」と言わしめるほどの身体能力を持つが、魔術適性は一切なく、魔術を扱うことはできない。

久遠 照雪(くおん てるゆき / しょうせつ)

CV:未定
久遠狭霧の父。間賀山久遠寺の座主。

名護 真蔵(なご しんぞう)

CV:未定
名護真崎の父。久遠照雪の付き人兼護衛であり、久遠寺のナンバー2。

直継 みつぐ(まつぎ みつぐ)

CV:未定
極東に潜伏しながら密かに活動を続けている魔術結社の会長の娘。
起こり得る未来の可能性の中から「ひとつ」の未来を確定させる『確定予言』と呼ばれる術式を使用し、魔術師の頂点に君臨する少女。ただし、行使の際は、莫大な量の魔を必要とする。

君島 操(きみじま そう)

CV:未定
フランスと日本のハーフ。日本名は君島 操、フランス名はNoël Langman(ノエル・ラングマン)。現代では既に断絶して久しい祖族のひとつである始祖の直系・ダルシアク家の遠縁である、ラングマン家の次男。
昏い茶髪と碧眼、長身が特徴的な青年。

高坂 八束(たかさか やつか)

CV:未定
故人。目が合った人間を、儀式も予備動作もなく呪ってしまう体質を持つ少女。君島や近衛斎と面識があった。
みつぐの『確定予言』に対して、八束の呪いは「存在しない選択肢を強制的に発動する」ものであり、本来起こり得ない未来を確定させる。みつぐは八束を「天敵のような存在」とし、彼女の呪いを「確定予言を唯一否定できる術式」と評している。しかし、みつぐと異なり、八束の呪いはランダムに発動し、タイミングや呪いの内容を制御することができない。

伊勢 残(いせ のこる)

CV:未定
金髪碧眼の男。近衛斎の近辺に出没する謎の青年。

セルフ二次創作

ファムファタールに非ず FEMME FATALE BAR

(頒布のみ / 現在非売)
特別病棟の個室で、一人の看護師が死体となって発見された。現場は密室状態。遺書も見つかり自殺かと思われたが、『彼』は犯人が判ったという。しかしまだ、密室の謎が残されており──。病院の屋上で出会った不思議な少女、そして二人の男子高校生。奇妙な関係の彼らと過ごした数時間を描く、『PHOENIX in the Ash』初の短編。

W STARS

(現在頒布中)
久遠狭霧と名護真崎がアイドルとして芸能界で活躍する世界線を妄想した狂気の公式(?)アンソロジィ。本編に登場するあんな人やこんな人が、非現実的な魔術も非人道的な組織も存在しない平和な世界で、アイドルしたりテレビに出たり、束の間の休日を楽しんだり。ささやかな幸せの時間を、貴方に。

単発

悔いと跋扈

概要

悔いと跋扈 QUIT TOBACCO』は、青路による小説。

ストーリー

先天性機能欠損症候群の副産物として知られている、いまだ原理不明の代替機能・超能力。それらを有する超能力者たちの失踪事件が相次ぐ中、幽霊のような犯人による、とある殺人事件が起きていた。被害者は持病のため入院していた少年。首には扼痕が残されているものの、皮膚から採取された指紋は被害者の少年のものとほぼ一致していた。失踪事件と殺人事件、ふたつの事件を軸に交叉する超能力者八人の、静かに描かれる『交点』の物語。

主要登場人物

廿六木(とどろき)

捜査一課超能力者等関連事案対処班の刑事。発火の超能力者(Ⅱ型)。コンロや蝋燭、ライタといった、火を点ける器具を使用することができない。ヘビースモーカ。

鹿島(かしま)

捜査一課超能力者等関連事案対処班の刑事。非超能力者。この春から新しく廿六木の班に配属された。

一ノ瀬(いちのせ)

監察官室所属。「他人の痛覚を受け取る」ことができる超能力者(Ⅰ型)。自身の触覚や痛覚がない。

四方田(よもだ)

大学教授。専門は脳の情報処理メカニズム。「雷を落とす」ことができる超能力者(分類は不明)。電気のスイッチのオンオフを切り替えることができない。また、電化製品を壊しやすい体質。

三宅(みやけ)

自然科学分野を扱う、小さな出版会社の雑誌記者。念写の超能力者(Ⅱ型)。ペンを使用して文字を書くことができない。パソコンや携帯に文字を打ち込むことは可能。

五十嵐 聡介(いがらし そうすけ)

高校生。「思考を読み取る」ことができる超能力者(Ⅰ型)。耳が聞こえない。

二階堂 響子(にかいどう きょうこ)

高校生。念話の超能力者(Ⅰ型)。声を出すことができない。